ジャガーノート

大学4年生です。自分の考えてることを発信します。

自分は、きっと想像以上だ

突然ですが、あなたの強みは何ですか?

 

急にそう聞かれたら、あなたは即答できるだろうか?

「いつも明るい」「優しい」「真面目」

ありふれたワードは思い浮かぶかもしれないが

具体的にどのような?と聞かれたら言葉に詰まってしまうだろう。

 

我々はいつも自分といる。

24時間365日、ずっと自分といる。

誰にも見せていない頭の中や気持ちまで全部知っている。

 

それなのに自分は自分のことは分からない。

 

その原因は「前提」にあると思う。

 

よく、他人とコミュニケーションをとるときには

相手と前提が違うことに注意しなければいけないと言う。

自分の「当たり前」は他人にとって「当たり前」ではないのだ。

だから自分目線で物事を語ったり指示を出したりしても理解されない。

 

そして自分の「当たり前」は自分ではなかなか分からない。

自分の得意なことも、自分では出来てしまうのが普通なので、

自分がそれが得意だということになかなか気づかないのである。

 

それは、周りと比較することで把握することができる。

一人で走っていても自分の足が速いのかは分からないが、

他人と一緒に走ったりタイムを比べることで自分は足が速いと分かるのだ。

 

だが、我々は何から何まで人と比べられるわけではない。

足の速さは測れるが、世の中には測れないものの方が多い。

 

そして、人より劣っている部分は不自由なので意識がいきやすいが、

人より優れている部分は自由なので意識がいかない。

 

逆に、人の優れているところは目が行きやすい。

「なんでこの人こんなにできるんだろう」と思った経験は誰にもあるはずだ。

 

 

就活などで自己分析をしていると、

自分の強みって何だろうと考えなくてはいけない。

でも自分ではなかなか分からない。

自分で強みだと思っている部分も、他人からしたらそうでもないことが多い。

しかも欠点ばかり思いつく。

そうすると、自分は強みのない、誇れるものがない、ダメな人間だと思ってしまう。

 

んなわけない。

気づいていないだけだ。

 

周りの人間達に聞いてみよう。

思いもよらないようなあなたの強み、長所を教えてくれるだろう。

あー、と思うはずだ。

 

強みのない人間などいない。

強みを発揮しているのに気づいていないか、

まだ強みを発揮できる環境に巡り合えていないだけだ。

自分が人より劣ってると思うのは、環境や条件が合ってないだけだ。

別のフィールドならあなたは無敵かもしれない。

まだ巡り合えていないと思ったら色々な環境で打席に立とう。

これは向いてる、これは向いてないというのが見えてくるはずだ。

 

だから自信を失くすな。希望を失うな。卑屈になるな。

 

最後は某スポーツドリンクのこの言葉で締めくくろうと思う。

 

自分は、きっと想像以上だ